× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
将棋の順位戦A級リーグ戦で羽生二冠が9戦全勝を達成した。
もちろんリーグ戦1位なので名人への挑戦権を獲得した。 実力者が勢揃いするA級リーグ戦での全勝は過去に第31期の中原誠と第62期の森内の二回だけだった。 A級は勝ち越すことでさえ難しいといわれるのに全勝とはすごい事だ。 羽生二冠は前期に名人を奪われ、更に19連覇中だった王座のタイトルも失った。 そろそろ陰りが見え始めたかと思われたが、まだまだ第一人者として健在なところを見せつけた。 今季は羽生二冠がぶっちぎりだったので名人挑戦者は第8戦の時点で決定していた。 最終戦の盛り上がりは少し欠けてしまったが残留争いは厳しかった。 久保二冠対丸山九段の対戦は両者に降級の可能性がある対戦となった。 久保二冠は勝てば残留だが、負ければ降級。 一方丸山九段は負ければ降級、勝っても他者の結果次第で降級という厳しい状況だった。 深夜まで行われた激戦は丸山九段が勝利した。 しかし結局、この二人が降級することになったのだ。 複数のタイトルホルダーがA級から降級するのは初らしい。 丸山九段は名人にもなった事がある実力者だが、連続14期在籍したA級を降級することになった。 今期も将棋界の一番長い日はドラマがあった。 PR |
![]() |